映画 レヴェナントはヘビーすぎる実話!ディカプリオ迫真の演技と、のみ込まれるリアル映像

2016年3月30日

あのレオナルド・ディカプリオが、5度目のノミネートで初のアカデミー賞主演男優賞を受賞した作品としても話題の映画「レヴェナント 蘇えりし者」。

映画 レヴェナントはヘビーすぎる実話!ディカプリオ迫真の演技に感激

私はいつも映画をみる前、予告動画だけチェックして、その他の予備知識はあまり持たずに、劇場で新鮮な気持ちで観ることが多いんですが、「レヴェナント 蘇えりし者」は予告動画のイメージと全然ちがった作品の1つ。

いや、予告動画も緊迫感のある内容になっているんですが、もう本編は比じゃない。

ものすごくディープな物語で。ストーリーも、映像も、とにかくディープでヘビーすぎる。最初から最後まで、口あきっぱなしの手は握りしめっぱなし!

しかもそれが実話というじゃないですか...!

レヴェナント 蘇りし者 あらすじ

舞台は1823年、アメリカ北西部を旅しながら狩猟をしていたチームは、毛皮を奪おうとするネイティブアメリカン(アメリカ先住民)から突然奇襲を受ける。

チームの半分の犠牲者が出るなか、生き残ったメンバーはボートで川を下ってなんとか逃げ出す。しかし、敵の縄張りであるため、長く川の上に居ればすぐに見つかってしまう。

土地勘のあるハンターのヒューグラス(レオナルドディカプリオ)は、時間はかかるが安全のために船を捨てて歩いて砦まで向かうことを提案する。

グラスの意見に従い船を降り、グラスが道しるべとなって長い荒野の旅が始まる。しかし、旅の途中にグラスが大きい熊に襲われ瀕死の状態に。

雪が積もる極寒の道なき荒野を、グラスを担架にのせ仲間が運んで移動するが、仲間たちは次第に彼を足手まといに感じ始める。彼はどうせあと2~3日の命...と踏んだジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)は、旅を急ぐためにグラスを殺そうとする。

グラスを守ろうとした息子は、ジョン(トム・ハーディ)によって殺されてしまう。生きたまま土に埋められそうになった瀕死のヒューグラスだったが、奇跡的に一命をとりとめる。

人生の全てだった息子を殺された強い怒りと復讐心だけが彼の生命力となり、這いつくばりながら裏切者を追跡する300kmの過酷な旅が始まる。彼は復讐の果てに何を見出すのか。


レヴェナント 感想/人間の野性的な部分が全面に出た映画

久々に、スクリーンの中にどっぷりとハマりこんだ映画。観終わった後、ぐったりするくらい、どっと疲れが出ます(笑)最初からいきなり奇襲を受けるシーンなんですが、その映像は予告ムービーにはない生々しさ。

矢が飛んで来たり、ライフルで撃たれたり、というシーンはこれまでにもいろんな作品で見てきたけれど、

なんていうんでしょうか、本当にリアルなんです。生々しいリアルな臨場感があり自分がそこに立っているかのような感覚。だから常に緊張しています。もう口開きっぱなし。

それなのに、そんな激しい最初の場面はすぐに頭から消えてしまうくらい、その先のストーリーや映像がまた凄まじくディープなのです。これが実話なんてとても信じられないというか、信じたくないくらい過酷。

大型の熊・グリズリーに襲われていきなり死のふちに立たされたり、仲間には見捨てられた挙句、息子を殺され荒野のど真ん中で仲間に生き埋めにされそうになったり、

追手のネイティブアメリカンに見つかって殺されそうになったり、寒さをしのぐために、死んだ馬の内臓を抜き出して、馬の体の中に自分が入って一夜を過ごしたり...。

生きるために出来る事は何でもする。その迫力の映像や、レオナルドディカプリオの迫真の演技が本当に素晴らしく見事でした。

映像のリアルさにも引き込まれる魅力があったのですが、ロケ地(カナダのアルバータ州の雪山)では照明は一切使用せず、すべて自然光だけで撮影したんだそうです。珍しいですよね。

そういうこだわりが、自然が作り出す暗闇や美しさ・恐ろしさ・音などを引き立てていたのかもしれません。観ている間に何度も、緊張からくる大きなため息をついてしまったほどです。これが実話だというのが一番恐ろしい。

「レヴェナント」は、アカデミー賞で

  • レオナルド・ディカプリオ ... 主演男優賞
  • イニャリトゥ監督 ... 監督賞
  • エマニュエル・ルベツキ ... 撮影賞

という3部門で受賞しているのですが、納得ですよ。

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