映画 キングスマン、「マナーが作るんだ、人間を」

2015年10月21日

キングスマンは、ここ最近観た映画の中で個人的に一番わくわくして、ずっとハラハラさせられ、予想を裏切る展開に釘づけになり、

シリアスなシーンとユーモアたっぷりのシーンの切り替えが凄く心地よい、痛快でスマートなスパイ映画です!

映画 キングスマン、「マナーが作るんだ、人間を」

高級テーラー(紳士服店)・キングスマンを営む英国紳士・ハリー(コリーファース)の裏の顔は、エリートスパイ。店名の「キングスマン」という名は、世界最強のスパイ機関の名前でもあります。

コリーファースが演じる気品ある英国紳士の表と裏の顔、両方ともカッコイイのですが、戦闘モードになった時のスマートで華麗なアクションにはもうウットリ。惚れました。

そして、コリーファースのセリフ

『 Manners make the man 』(礼儀作法が人をつくる)

この言葉が、この映画を象徴しているなと思いました。この映画では「英国紳士のマナー」が大事なスパイスになっていて、

"生まれの貧しさで人生は決まらない"
"学ぶ意欲さえあれば変われるんだ"
"人は生まれた家柄で紳士になるんじゃない。学んで紳士になる"

と繰り返し青年に語りかけます。このセリフは「紳士」に限らず、すべての事に共通する素敵な言葉。

自分の人生は、今の自分が持つ環境が決めるわけではないのだと。変わりたいという意欲と学ぶ行動力こそが、自分の可能性を広げていく。そういうメッセージが込められているように感じました。

また、映画の中では戦う時に使う武器もいちいち紳士っぽく仕上げてあり、それがまたいい。

たとえば、傘で銃弾をブロックできたり、革靴にナイフが仕込まれていたり、ライターが手榴弾だったり。それらを使って華麗に戦う姿は必見です。

また、彼が1人のヤンチャな青年を、キングスマンの新たな1員として目をかけ育てていくのですが、

悪ガキだった青年が、身も心も磨かれていき、立派な最強紳士になっていきます。その姿は最後のあたりでは、ハリー(コリーファース)と重なって見えるほど。その成長の過程も、必見です。

そして、最後の最後、見せ場のシーンでは「威風堂々」という曲が使われているのですが、このシーンでこの曲を使うセンスにすっかり心奪われました。

そのシーンは、普通ならちょっとエグい、悲惨なシーンなのですが、威風堂々という曲と「花火」を使うことで、なんとも華麗なシーンに仕上がっています。

とにもかくにも、最高に面白い映画でした!

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