白鯨との闘い、バケモノクジラとの壮絶な海難事故の実際にあった話
2015年12月11日
おいおい...ウソでしょ...、と言いたくなるような、信じられない巨大な白鯨と、それを仕留めるべく海に向かった捕鯨船エセックス号の実話です。
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映画「白鯨との闘い」は、名著「白鯨」を原作に、この本には書かれていなかったもう1歩先の真実まで描かれています。
映画 白鯨との闘い、あらすじ
一等航海士のオーウェンは、21人の仲間と共に捕鯨船エセックス号に乗って、大海原に向かった。しかし、彼らを待ち受けていたのは、想像をはるかに超える巨大な白鯨。
弄ばれるように船は破壊され、海に投げ出される船員たち。死闘の後に待っていたのは、さらなる試練だった。
右も左もわからない大海原に放り出された彼らが、死と隣り合わせの状況の中で生き抜くために下した選択・決断とは。
白鯨との闘い 感想
この映画でとにかく驚いたのは、体長30mにも及ぶバケモノクジラ。よく、小さな子供向けの絵本で、クジラが船の真下に入り、背中に船を乗せたまま海中から浮かび上がってくる...という夢のある絵が描かれていますが、まさにそれ。
20名以上も乗組員がいる捕鯨船が、まるでオモチャに見えるほど、クジラがとにかくバカでかい。デカイというより、もう見ただけで恐怖を感じるレベルです。
あいた口がふさがらなくなるほど巨大(25mプールにも入りきらない大きさ)なクジラに、捕鯨船が襲われるシーンは、生きた心地がしません。。。
また、そんな死闘を繰り広げた後にも、生き残った男たちには過酷な試練が待ち受けています。もう、その様子は、南極物語で南極に置き去りにされてしまった犬たちを見るようで、もう本当に心が痛い。
自然界で生きぬくことの大変さや、海の世界の恐ろしさが伝わる、臨場感のある迫力の映像になっています。主演は、映画「マイティ・ソー」で知られるクリス・ヘムズワース。
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