映画 アデライン。自分の時間が止まってしまったら...
2015年11月 3日
この作品は、主役の美女・アデラインがある日 雷に打たれてしまったことから、加齢が止まってしまうというお話。
つまり、29歳からちっとも老けないんです。ずっとずっと美しいまま。夢のような話ですが、実際にそんな事が身に起こったら、決して幸せではないんだなと胸が痛くなるお話です。
自分の愛する人が死んでも、自分だけ老けない。
自分の娘が、自分よりもどんどん老けておばあちゃんになっていく。
時代はどんどん移り変わって行くのに、
アデラインは、永遠の若さと引き換えに、時を同じ歩幅で歩いて行ける相手が、誰ひとりいなくなってしまう。
愛する人たちと一緒に年を重ねて行けることが
こんなにも幸せなことだったのかと、新しい視点から気づかされます。
作品のストーリーが進んで行くにつれて、どんどん主演の女優さんの美しさ(魅力)も増して、どんどん引き込まれていきます。それだけに切なさも増すのですが。
とても良かったです。
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